ウルトラジャパンにみる音楽フェスの7つのジレンマ
3年連続でウルトラジャパンに来ているカヤバですw
この日にお台場にデートできてるカップルや家族連れが可愛そうだなと毎年同情してますw
今日はそんな音楽フェスのジレンマについて考えてみます。ビジネスマンが7つの習慣を心得ているように、パリピも7つのジレンマを心得ましょう。
フェスのジレンマ。Youtubeのほうがよくね?
待ちに待ったウルトラの当日。この日をずっと楽しみにしていたはず。
終わった後はSNSに写真や動画をあげて、「ウルトラ行ってきた~!めっちゃ楽しかった!」とか書いてとりあえずリア充アピールしときますが、実は場合によっては、「うわ~こんなんなら家でyoutubeでumfやtomorrowlandの動画を大音量で見てるほうがいいわ~w」って思う瞬間がたまにありますw まわりには死んでも言えませんがw(フェス自体は最高に楽しいです、時たまそう思うことがあるだけです)
フェスのジレンマその1 最前で鬼満員電車でおしくらまんじゅうされている時
これはまじつらいっす。DJどころじゃないっすよ。隣のパリピらがふりあげた腕が顔に命中しまりで普通に痛いし、隣の汗だくの人と盛大に密着するし、場合によっては内臓痛いくらい押し潰されるw このストレスは半端ないです。(真隣でパリピらが耳元で大声で叫びまくっているときは音楽もよく聞こえなかったりも)
去年、ニッキー・ロメロという有名DJの出番のとき、最前のほうでニッキー・ロメロのシールを顔に貼りまくってるパリピ女子が押しつぶされてて、「まじもうニッキーとかどうでもいいからとりあえずここから早く出たい・・・!!」って言ってましたw わかります、その気持ちw 死ぬほど愛していたDJを前にしても全力で楽しめないこの歯がゆさたるや。そしてその最愛のDJをどうでもいいと言わしめてしまうジレンマ、恐るべし・・・
フェスのジレンマその2 前が見えない時
前に背が高い人がくるとジ・エンド、終了です。その人の背中以外なんも見えないっす。背が低い女子ほんとかわいそうだなーといつも思います。自分は後ろの人が自分より背が低いと、場所譲るか、めっちゃしゃがむかしてます。効果あるのか不明ですがw むしろそうゆうときって後ろの人が大丈夫か気になって音楽に集中できません。
もっとひどいパターンは、区切りの柵の真後ろになった時です。パリピは基本的に柵の段差が高くなったところに立つか、柵に座りながら観賞するので(そうすることで高くなるのでめっちゃ見やすくなります)、その真後ろになった人はなんも見えません。一昨年とりのハードウェルの時にこれされて僕はガン萎えでしたw 自分の視界を良くするために後ろの人の視界を犠牲にするのはひどい。前の人が女の子を肩車するパターンでも同じく前が見えなくなるんですが、これは半分フェスの文化みたいになってるので、完全否定はできませんねー・・・、難しいところです。
フェスのジレンマその3 アーティストの顔見えなくない?
僕が崇拝してやまない兄弟DJのDimitri Vegas & Like Mikeが出演する三重県のWired Music Festivalに今年行きました。
ディミトリが登場した瞬間、目の前にあのディミトリがいる・・・!!という興奮と感動はもちろんあるんですが、かなり最前のほうだったにも関わらず表情とか全然見えませんでした。
基本クールで静かな兄DJがたまに高まったときに見せる笑顔の表情をyoutubeで楽しんでた僕には残念w まあ表情まではいかなくても、ふつうに顔が小さすぎてあまり見えません。
フェスのジレンマその4 ケンカが炸裂する時
EDM系のフェスはわりとケンカっぱやい人が多いんですよね。去年とかウルトラで何もしてないのに怖いお兄さんになにかを勘違いされ、いきなりガチギレされて思いっきりt突き飛ばされまくりました。その直後は好きな曲が流れてても完全に意気消沈ですw 他にも、怖いお兄さんが他のお客さんにめっちゃケンカ売って、お客さんが掲げてた風船人形のようなものを奪って遠くに投げつけてしまったり、そうゆう光景しょっちゅうです。DJたちやMCが「人種も思想も関係ない。ウルトラは音楽で人々をuniteする。」ということをさんざん強調しているのにこうゆうケンカは絶えません。本末転倒ですね。
フェスのジレンマその5 朝から12時間近く突っ立っている時
最初のほうは元気ですが、とりのDJくらいになると足がヘトヘトで痛いです。(貧弱な僕だけの感覚かもしれません)ディズニー1日中歩きまわった感じです。足に限らず体力全般的に消耗しています。なんとか自分を奮い立たせてラストのDJを拝みます。12時間とまではいかなくても、ラストDJまでの4、5人のDJは大物すぎて、5時間くらい休む間はありませんw
フェスのジレンマその6 喉がかわいたりトイレに行きたい時
前のほうにいても、飲み物を追加で買いに行ったりトイレに行こうとすると群衆をかきわけていったん後ろに戻る必要があります。そのあとまた人をかき分けて、最前のほうの友達と合流しにいかなきゃならんです。けっこう大変です。
フェスのジレンマその7 基本、視点が固定されている
youtubeにあがってる公式の動画はDJの表情映したりお客さん映したり全体像映したり、見どころたくさんあるんですよね。ただフェスに参戦すると基本自分の位置から前の人々の頭の隙間に見えるわずかなDJの顔を覗き込むだけですw 視点は変化しません
フェスのジレンマまとめ
このように、満員電車状態で、前方もよく見えず、DJの顔小さすぎで、足も痛み体力も削られ、横ではケンカが炸裂し、喉がかわき、トイレにも行きたい中、精一杯お目当てのDJを拝まなければなりません。家でyoutubeなら万全の体調で万全の状態で没入できます。これがフェスの7つのジレンマです。
まあフェスといってもEDM系以外は高校生時代のももいろクローバーの野外ライブ(ウルトラとのギャップw)とかしか行ったことないですがw
はい、ここからが本題ですw
一応VRブログなのでVRに繋げますw
ちまたで噂のVR(仮想現実)の台頭は、このフェスのジレンマをぜーんぶ解決してくれますよ。
次記事ではVR✕音楽フェスについて紹介していきます。