VR(仮想現実)で家からウルトラジャパンに参戦できる日がやってくるぞぉ
今日はパリピの皆さんに朗報です。家からVR(バーチャル・リアリティー、仮想現実)によってウルトラジャパンに参加できるようになる日がかなり近いです!!
目次
- VRライブ配信の台頭
- 電通、ソフトバンク、ドコモの動き
- ドローン✕視点交換VR✕音楽・スポーツイベントの可能性
- 東大生が立ち上げたVR✕ドローンのベンチャー、icARus
- VR空間内で音楽フェスを0から作り上げる
VRライブ配信の台頭
音楽ライブや音楽フェスはチケット代金がけっこうかかる。人気アーティストなら1万は軽く越すでしょう。交通費もかさみます。ウルトラのようにお台場ならまだいいですが、フジロックのように新潟にある地方フェスとかだと交通費はけっこう痛いですね。さらに海外のフェスってなるともっとハードルがあがります。ウルトラの本家、Ultra Music Festivalは米国のマイアミであります。同じく世界3大EDMフェスの一つであるTomorrowlandの本家はベルギーであります。Tomorrowlandは僕も当時何度も参加しようか迷いました。莫大な交通費を払う覚悟はありましたが、テスト期間とかぶっていたので単位を全捨てする覚悟はさすがにありませんでしたw
このように、物理的に距離があると、交通費もきついですし、往復の移動も大変です。
また、会社に勤めている方はそう簡単には休みも取れないので厳しいですね。
病気の方や障がい者の方も、参加するハードルが高いと思います。
ついでにチケットの枚数も限られているので、人気イベントは1分で完売とかよくありますね。完売したら参加したくてもできませんorz
このようにフェスは物理的にも時間的にも金銭的にも制約ありありです。
VR(仮想現実)によるライブ配信では、誰でも、どこからでも、ライブに参戦できるようになり、上記の問題は全て解決します。ついでに前回記事で述べた7つのジレンマも克服ですねw
そして実はEDMは好きだけどパリピに囲まれるのには抵抗がある草食系男子も安心です!w
電通、ソフトバンク、ドコモの動き
電通はVRクルーズというVR動画配信プラットフォームで、ももクロのライブとかをVR配信しています。ネカフェにいけば、VR TheaterでVRクルーズのコンテンツを体験できるのでぜひ。(Gear VR使用)電通は他にも、アンダーワールドのVRライブ配信イベントなども主催していました。電通のVRに対する見解に興味がある方は、以前書いた次の記事を参照してみてください。
さらに、ちょうどおととい、こんなニュースもありましたね。
そして先日、ソフトバンクの、米国Next VR社への出資が新聞やニュースで取り上げられていましたね。NextVRはだいぶ前から、アメリカでNBAのVRライブ配信(Gear VRで)したりしてて有名です。
ドコモも先日、dTV VRで話題になりました。10月からAcid Black CherryやAAAをはじめとするアーティストのVRライブ配信がdTVではじまります。キャリア勢気合い入ってきましたねぇ。
ちなみにウルトラにはサイバーエージェントの定額音楽ストリーミングサービスのAWAが協賛として関わってるので、Abema TV VRとかで出してくるのですかね??笑 ウルトラにかんでる博報堂とサイバーの提携とかありそうですねね。ちなみに今年3月には、ウルトラジャパンに2回出演しているあのハードウェルのVR動画配信がありました。
ドローン✕視点交換VR✕音楽・スポーツイベントの可能性
今のところ、LIVE配信は360度カメラをステージ前に固定して撮影しているみたいですが、今回はドローン✕VRというアプローチについても考えてみます。
先日会場外の上の方からウルトラジャパンを眺めていたときに次のように思いました。ドローン飛ばして、GoProを10台くらい搭載して360度撮影、高性能な360度サウンド対応の受音機も搭載、その映像をVRヘッドマウントディスプレイ越しに映して、360度サウンド式の音はオキュラスのヘッドフォンで聞けば最高じゃないか???さらにオキュラスタッチでドローンを操縦すればもっといいw
家から1人1台ULTRAドローンと契約結んで、ウルトラジャパンに参加する時代ですな!w
とにかくドローンと視点交換VRの相性は半端無くいいんじゃん!!と思いました。ウルトラに関するブログを書こうと思ったきっかけです。
そんなことしたら、大量のドローン同士が衝突して事故るだろうwww ユーザーが誤作動して落下させたりしたら危険だろうwww
っていう指摘についてはごもっともですw
なのでドローン2台くらいを運営側が操縦する流れですかね?それをVRライブ配信とう形かな?
東大生が立ち上げたVR✕ドローンのベンチャー、icARus
上記のようなことを考えてたらふと、そういえばTokyo VR Startupsの第一期に選ばれたicARusという東大生が立ち上げた会社あったなと思い出しました。ドローン✕VRシューティング対戦ゲームをやっている会社です。2人がお互いドローンを飛ばし合ってドローンの視界をVRヘッドマウンテッドディスプレイ?で見ながら、シューティングし合う的なゲームをやっていました。最初聞いた時はあまり響きませんでしたが、いま思うと、icARusは最終的にはゲーム以外の上記のようなことも狙ってるのかな?!って思いました。TVSのホームページに行ってみたところ、半年間の開発を経てのインタビューで次のようにありました。(Tokyo VR Startups 参加チーム | Tokyo VR Startups)
このドローンを突き詰めていった時に、ゲームだけじゃもったいないなと感じたんですよ。なので、他の方面で人や暮らしに役立てないかなと考えた時に、実は今自分が作っているドローンというのは、ドローンの進化の歴史の中で完成形を意味するものなんじゃないかと気づき、ゲームだけじゃなくドローン業界の頂点に立てるのではないかという確信が生まれてきて
おお、何やらすごいことを企んでいそうだ、期待大ですね。
VR空間内で音楽フェスを0から作り上げる
最後に、ライブのVR配信というアプローチではなく、VR空間内で会場を用意して、DJもお客さんもヘッドマウンテッドディスプレイによってそのイベントにアクセスするというアプローチももしかしたらありかもです。スポーツのように現実世界での物理的なインタラクションが必要な場合だったり、バンドのライブのように楽器を演奏する必要がある場合と違って、音楽を流すだけですむEDMフェスならば、VR空間内でもなんとかなりそうです。
昔流行ったセカンドライフでは、ダンスクラブ空間がいくつもあり、人々がそこに集まります。DJの人もちゃんといます。
セカンドライフは3人称視点ですが、VRでアバターの1人称視点にすれば、もっと臨場感はありそうです。(自分の顔と体格をデジタル空間に再現する技術もある程度発展しているので、リアルなアバターも将来的には可能かも)
VR集会サービスを運営中のClusterさんにはぜひやってほしいですw
(終わり)
次の記事では、視点交換VRのさらなる可能性を探っていきます!!
てか、Hardwellが完全復活してますね~