kayaba_akihiko’s VR ARブログ

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スマホAR時代のSNS その2

前回記事では、人にARコンテンツを紐づけるSNSを考えました。

kayabaakihiko.hatenablog.com

今回は、モノとか場所に紐づけるアプローチを考えます。

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これなら、人にスマホをかざす必要はありません。

モノ、場所にARコンテンツを紐付けるSNSのアプローチ

東京の高校生

「ガンちゃん(3代目)が原宿のこのへんににARアップしたらしいよ!」

⇒「え~放課後見にいこ!」

ローラTwitterアカウント

⇒「ハチ公で拡張してきたよ~探してみてね、ウフフ」

高校生

 「3階の奥の空き教室の黒板に、スマホかざしてみてね!」

⇒3DのAR型誕生日メッセージが浮かび上がるとともに、友人が登録したボイスメッセージも同時に再生される。(誕生日おめでとう!っていうラインがくるより嬉しいはずだ。)

「先生の机にARうんこのっけたの誰だよwww」

 

どこかにユーザーがARコンテンツを登録する。そこにスマホをかざした第三者はその登録内容を見れるという仕組みだ。それはテキストかもしれないし画像かもしれないし3Dオブジェクトかもしれない。テキストを投稿する時代の「ツイートする」に相当するような新しい用語がこのAR時代には生まれているだろう。(既にARサービスBlipparではスマホをかざすことをBlippという)

 

コンテンツはネットにアップロードする時代から、現実にアップロードする時代になる。現実にあるデジタルコンテンツと写真を撮って、それをインスタに上げる。そんなサイクルもできるかもしれない。

そしてARコンテンツは必ずしもビジュアルじゃなくてもいい。

「声」や「音楽」を登録してもいい。

そこでしか聞けない音楽

そこでしか読めない文章

そこでしか見れない映像

好きな人が、どこで、どんな景色を見ながら、その音楽を聴いてたのか分かる、

感情移入できそうですね。(ストーカー匂もするww

 

こうやって、現実には何もないのに、デジタル世界ではどんどん情報が蓄積されていく。これが拡張現実の面白さだ。もはや魔法の世界のようだ。見えないモノが、コンピュータの目を通すと、見えるようになる。

 

AR型のSNSは、有名人あるいは身内間のクローズドなSNSというアプローチになるはず。知らない人が登録したARコンテンツとかどうでもいいからだ。

(観光スポットの英語解説、口コミ情報みたいな便利系のコンテンツなら、オープンSNSでも需要あり)

とはいえ、ツイッターと同じで、最終的にはオープンにも広がっていく。そのときは魅力的なコンテンツのみが拡散されていく。ネットやメディア上で、ここにこんな面白いARがあると話題になる。そうなるとデジタル観光スポットができるはずだ。現実には何もない空間に、人だかりができて、みんなスマホで写真を撮っている光景が見られるようになる。これがインスタ映えするコンテンツならなおさら強い。

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この羽の3DAR版とかね。

この羽がインスタで流行るのは、

・インスタ映えする

・そこに実際に行かないと撮れない稀少性

の2つを満たしているから。

そうゆう意味ではお洒落でアート的な3DARコンテンツがわりと受けやすいと思う。

ローマが、何千年前の遺跡群が残された歴史の観光都市なら、

渋谷は東京オリンピックの頃にはデジタルAR観光都市に脱皮しているかもしれない。

チームラボにぜひとも活躍してほしいw

こうやって妄想する分にはARはめちゃ面白い。ただ実際にやるとなると、いろんな問題が考えられる。

課題1 ARならではのコンテンツとは??

実際どんなコンテンツを登録すればいいのか不明だ。

今のSNSでは、レストランに行ったら店内を、食べ物を写真で撮ればすむ話だ。

友達と遊んでいたら、友達の写真を撮ればいい。

これが、ARになった瞬間に、ユースケースがいっきに減ってしまう。

ツイッター・インスタではできないことが出来ない使い道がないと意味がない。

 

 仮にテキストなら、次のフェースブックが公開している動画の40秒のとこみたいなアプローチなら、納得がいく。

www.youtube.com

 

さらに3Dのコンテンツとなると、ユーザーが簡単に作るわけにもいかない問題が発生する。ある程度の型を運営側が用意することになるのか?

ふたをあけてみないと分からないと楽観視することもできる。

Youtubeに一番最初に投稿された動画は、動物園の退屈な動画だったってのは有名な話だ。今でこそYoutubeにはどんな動画がアップされ、ユーザーがどんな使い方をするかは鮮明にイメージできる。当時Youtubeのコンセプトを説明されても、誰が何のためにどんな動画をあげるのかイメージできる人は少なかったのではなかろうか。

課題その2 コンテンツ不足

現実の場所が多すぎるのに対して、それに付随するコンテンツが足りない。300人フォローしていたとして、街中を歩いていてはたしてどれだけのモノや場所に友人が登録したAR情報が紐付けられているでしょうか?あまりにもモノ、場所の数のほうが多くて、ARコンテンツが足りない。

これが仮に固定された狭い空間だったなら成り立つ。

高校の教室が最たる例だろう。

高校生らは毎日毎日教室という空間に通う。

「黒板に○○と○○のAR相合傘あるらしいよwww」

限られた空間に、仲間が集うため、コンテンツ不足問題は生じないし、コンテンツは毎日更新されていくはずだ。

 

課題その3 AR型SNSのジレンマ

ARは現実の実際のモノ、場所にデジタル情報を重ね合わせる。未来感あふれる。でもそれは裏を返せば、その場所に行かないとコンテンツを見れないということ。これから出てくる弊害は3つ

 ●エンゲージメント率の低さ

インスタ、ツイッターなら投稿した瞬間に全フォロワーにコンテンツが行き渡る。ARを登録してからユーザーがそれを見るまでに、タイムラグが発生する。そしてそもそも、わざわざ見に来てくれる確証はどこにもない。そうなったとき、ARでコンテンツを登録するユーザーのインセンティブがなくなる。

 ●利用頻度が限定される

前回記事でも書いたとおりだ。ツイッター、インスタは24時間どこでも見れる。電車でもできる。エレベータの待ち時間にもできる。夜寝る前ベッドの上でもできる。これこそインターネットの特徴を最大限に享受している。それが、ARだとその場所に行かないとできない。既存のSNSと比べると使える機会はめっきり減ってしまう。

 ●見返せない

インスタはもはや自分が所有するアルバムと化していますよね。これがARソーシャルだと、せっかくの思い出を見返せない!!せっかくばっちり決めた自分の考えを記したテキストや友達とのツーショット写真を現実にアップロードしても、そこに行かないと見返せない。

ここで思い出されるのが、スナチャとインスタのストーリー機能。アップした写真が消える。消えたら見返せないじゃないか!?と最初は思った人は多いはずだ。それでもバズりにバズった。

「見返せないというデメリット」 < 「残らないからこそぶっとんだ投稿もできるし、いいね数も気にせず気軽に投稿でき、投稿の心理的ハードルの低下からくるメリット」

という式が成り立つからだ。メリットがジレンマに勝った瞬間だ。

(しかもインスタの場合は、残したい画像はストーリーではなく普通のタイムラインに投稿すればいいだけ。)

見返せなくても、現実にコンテンツを登録し合う体験から得られるメリットが、ジレンマからくるデメリットを上回れば、ユーザーは動くはず。 

 

課題の解決策

街を歩きながらたまたま友達のARコンテンツに遭遇する。そんなポケGO的サービスを想像するから難しい。

⇒インスタで写真を撮ったらすぐにフォロワーにシェアできるように、ARも登録した瞬間にその画像・動画をタイムラインにもシェアできるようにすればいい。それを見たフォロワーは、面白そうだと思ったら見に行けばいい。

インスタで友達があげていたお洒落なお店を実際に行ってみるのと同じだ。ネット上で知ったARコンテンツを気に行ったら、ピンポイントで見にいけばいいだけ。

(友達がARコンテンツをアップした瞬間に、通知が来る。あるいは、フォローしてる人がアップしたARコンテンツの近くに来たら、通知がくる。という仕掛けも考えられるが、これだけだと、フォロワーの目にARコンテンツが届くとは限らないから、ARを登録するインセンティブが足りない。)

ちなみに課題1の、ARならではのコンテンツとは??という疑問はいまだ残る

 

既存サービス

ここでいったん立ち止まって、歴史を振り返ってみよう。

やはりインターネット業界の先駆者たちはすごくて、昔に既にサービスとして出している。

セカイカメラだ。これはユーザーが場所にARコンテンツを登録していく、オープンなサービスです。

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このサービスは2009年にリリースされたが、残念ながら失敗してしまった。その要因について、セカイカメラのCEOが次のように述べている。

運営会社CEOが語る「セカイカメラ」の終わりと未来 | 日刊SPA!より抜粋

「まず、ダメだった点から3点お話しします。1つ目は、使うにあたりスマホをかざさなくてはいけなかったこと。セカイカメラが登場する前から研究されていたAR(拡張現実)を、スマホというデバイスを使って身近なものにしたことは大きい。けれど、かざすのは実際恥ずかしいですよね。周辺の情報はスマホの画面を見てリストや地図で見るのでも十分なわけですし」

たしかに、繁華街でスマホをかざすと不審な目で見られる。さらに、「2つ目は、情報の整理ができていなかったこと。街中を歩いていると多くの情報が目に飛び込んできます。混沌としている現実に、混沌としているウェブ上の情報を載せると、混沌が合わさって、何を見たらいいのかわからない、有用な情報の取捨選択を困難にしてしまった。3つ目は、毎日使う必要性がないこと。いつもの通勤経路で、馴染みの繁華街で、前に見たときと違う情報があれば人は使うけど、それがわからなければ使ってくれない」

人・モノ・場所に紐付けるAR型SNSは、自分がフォローしている人が登録したものしか浮かび上がらないから、2つめの情報のカオス問題はクリアしている。(その代わり、コンテンツ不足問題が生じるが)。コンテンツを登録する人も、オープンに公開するのか、フォロワー限定に公開するのか選択できるようになるはずだ。ここはツイッターとおんなじだ。

そしてSNSなので、ユーザーはTwitterのようにその都度登録しているARコンテンツを書き換えたり(人に登録する場合)、新たに登録(場所に登録する場合)していくので、毎日使う必要性がないという壁もクリア。

1つめの、スマホをかざさないといけない壁は、越えられない壁。

 

それでもなにより、技術・ユーザーの動向の変化を考慮しないといけない。

セカイカメラは早すぎた。

ARの精度は当時より上がっているし(そもそもセカイカメラで登録するテキスト/画像の“エアタグ”は二次元の平面だ)、ユーザーもポケGOでARの使い方を覚えただろう。

 

最近のサービス

セカイカメラ以外にこうゆうサービスは見聞きしたことがなかったが、

つい最近MIRAGEというアプリを発見した。8月にリリースしたばかりだそうだ。

Apple出身者が開発!ARを応用した画像コミュニケーションアプリ「mirage」 | Techable(テッカブル)

実際に使ってみたが、この記事で書いてきた問題を1つも解決できていないので、

流行らないと思う。一応画像を載せておこう。

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紐づけたい対象をカメラでぱしゃり。

テキストでも写真でも3Dスタンプでもなんでものっけられる。

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いえい。

上記はiPhoneだが、iPadで別のアカウントを登録して、かざしてみたらちゃんと幽霊が浮かび上がった。

 

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公開範囲を選べる。Publicにしたら、はてなマークのアイコンが自分のプロフィールアイコンになる。もちろん、このマニアックなアプリを使ってる人が僕の周辺にいるはずがないがw

POKEMON GOは流行ったじゃん?

 待てよ、こんなだけ課題が山積みなのに、ポケGOはなんで成立したんだ??

よく言われている、「ポケモンはARというより、最強のIPがあったから成功しただけ。」と簡単に結論づけることもできるが、もう少し考えてみよう。

・コンテンツ不足問題

→コンテンツ(ポケモン)は運営側が無限に作って、そこら中に落としまくれる。

・ARのジレンマ問題がない

上記の無限に生成されたポケモンは、GPSの「位置情報」に紐づいているので、電車の中でも家でも遊べる。

・コンテンツが変わらない問題もない

→日にち、時間帯によってどこの場所にどんなコンテンツを落とすかを運営が自由自在に操れるので、コンテンツは日々変化する。

 

最後に

上記のようにいろんな課題を見てきた。

これらの問題を交わす仕掛けを上手に作って、ARファーストなインターフェースで最適なフォーマットでサービスを提供できたところが勝つのだ。

次は、ARコンテンツを紐づける対象がないアプローチを考えてみるよ!

 

追記20170921

9/20にARKit対応のiOS11が公開され、WorldBrushというアプリが出てきました。スマホ上での描画がそのままその場所に残り、第三者が見れるというもの。

スマホAR時代のSNS その1

ども。無事に社畜デビューをはたしたカヤバXです。

 

さてさて、アップルがiOS11でAR KITを発表し、それに続いてグーグルもAR Coreを出してきました。GoogleTangoというAR機能が備わったスマホがなくても、これからは全世界のiPhone/Android端末でそこそこちゃんとしたARが使えるようになるわけだ。

 

当たり前だが新しい機能が付くということはそれだけチャンスがあるということ。

スマホに位置情報機能があったから、ウーバーやティンダー、ポケGOみたいなメガサービスが誕生した。スマホにカメラがついてたからインスタやスナチャみたいなものが台頭した。じゃあスマホにARが付いたら、何が出来るようになるのか?それはまだ誰も分からないのかもしれない。使い方に気付けた人だけが次の時代に出てくる。着々と準備をしている開発者もいることだろう。

 

正直ARで出来るようになることは山ほどある。

医療、建築、教育、家具、ファッション、観光、地図ナビ、ゲーム、あげだしたらきりがない。

www.youtube.com

 

 

今回はとりわけAR×SNSについて、スマホで何ができるかについて考えてみましょう。ちょうど1年前に書いて眠っていた下書きを掘り起こしてきました。ARブームが来る前に、妄想を膨らませてみようと思います。

 

 ARのSNSといっても、アプローチはいろんな方法があるんですね。

今回の記事では、人にコンテンツを紐づけることを考えてみましょう。

 クラスで友達や好きな子に向けてスマホをかざしたら、その人が自分で設定したARコンテンツが浮かび上がる。浮かび上がるものは、例えば今日の気分のテキストかもしれない。(LINEのプロフィールに付いているステータスメッセージみたいな感じですね。)「今日は話しかけないでください。」「このあとバイト憂鬱・・・」 みたいな感じかもしれない。Twitterのつぶやきとは重なるところもありますが、完全には一致しませんね。あるいは何かしらの3Dキャラクターが現われるかもしれない。画像かもしれない。(誕生日や趣味みたいにプロフィール的な内容もありえますが、それだとコンテンツ固定で一回みたら終わりでしょう。)

それよりも、「今日、いま(この時間)のあの子にはどんなARコンテンツが紐付いているんだろう・・・?」「いまどんなことを考えてるんだろう??」って好奇心をそそられるコンテンツのほうがいい気がします。正直いまの時点ではどうゆうコンテンツが一番最適か分かりませんが。

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(この画像はあんまりイケてないw)

 

そして自分にコンテンツをタグ付けする以外にも、友達にARコンテンツをタグ付けできるかもしれない。(いじめに発展しそうですがw)

やるなら、まずはクローズドなSNSからはじめるべきでしょう。(いきなりオープンでやっても誰も使ってないのできついですw)中高のクラスや大学のサークルとかで流行らせてから広げる。まさにフェースブックと同じ路線ですね

クローズドからオープンになるとどうなるのか?すれ違いの人、電車の人、街中の人にスマホをかざしたらARコンテンツが浮かび上がる。共通の趣味の持ち主が見つかるかもしれない。美女と友達になれるかもしれない。

ただ、AR✕オープンSNSはあまり成立しない。電車でまわりにいる人の情報とか非常にどうでもいいからw そして仮に共通の趣味の人を見つけたとしても、日本人に、赤の他人に話しかける勇気がありますか?ないと 思いますw 勇気以前に、わざわざ話しかける面倒くささもありますね。そこまでするほどじゃないという。それに、ARコンテンツを登録する側も、現実世界のまわりの見ず知らずの人に自分の情報(たとえそこまで個人情報じゃなくても)を1ミリでもオープンにするインセンティブがない気がします。女子高生や女子大生からしたら知らない人に自分の情報知られてるとかガクブルものですね。

もちろん、TinderでARモードを許可している人限定で、すれ違い様にということならありうるでしょう。

となるとクローズドSNSの路線が濃厚でしょうか。

しかし色々と壁が立ちはだかります。

壁その1 スマホを人にかざす心理的ハードル

ポケモンGOはなにもない空間にかざしますが、人に向けてARカメラを起動するとなると話は変わってきます。カメラ向けられると反射的に嫌がりますよね(写真取ろー!っていう場合を除いて)盗撮みたいになっちゃいますね。スマホをかざすほうもかざされるほうも心理的抵抗発生します。これは、スナチャのSpectacles、グーグルグラス、アップルが粛々と準備を進めているアップルグラスが一般普及すれば解決する問題です。顔にデバイスが常備されているので、「かざす」必要がないので両者とも抵抗ないです。

壁その2 わざわざスマホをかざすのはめんどくさい

ポケモンGOはお目当てのポケモンがリアル世界に現われる。最初は面白いからみんなやるでしょう(途中からARモードは使わなくなった人が多数みたいですがw)

友達にスマホをかざして出て来るARコンテンツが、ポケモンに匹敵するかっていう話です。スマホをわざわざかざしてまで見たいものか?

あるいは、圧倒的にユーザーがスマホをかざしてみたくなるようなARにコンテンツを人に紐付けさせる仕組み作りができればワンチャンあるかもですね。

壁その3 サービス使用頻度が圧倒的に少ない

電車に乗っているとき、家にいるとき、トイレにいるとき、このSNSは使えません。友人と一緒にいる時だけです。フェースブックTwitterのようなソーシャルはいつでもどこでもできます。ですがこの種のARのSNSとなると限定されてしまうんですね。

オープンSNSにするという選択肢で解決しますが、オープンSNSは最初に書いたように微妙。

こうなると、使用頻度が圧倒的に少なくなってしまうので、ユーザーの可処分時間を全く奪えません。となると後々のマネタイズも難しいでしょう。

実際にこの1週間でもしこのSNSがあれば、使うタイミングがどれほどあったか考えてみると、あんまりイメージできない。

そんなこといったらSNOWみたいな、友達と一緒に自撮りをしながら使う加工アプリも使用頻度高くないじゃん。確かにそうだ。そのかわりSNOWはメール機能がついているのでこれでユーザーの使用機会、時間をアップさせています。まあLINEみたいな会社が、1機能として実装する分には、使用頻度とかそこまで気にしなくていいんですけどね。

 

既存サービスいろいろ

ちなみに調べると実はけっこうあるんですよね。

www.youtube.com

昔twitter360というサービスが前あったっぽいです。

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 ホロレンズでは最近こんなアプリも出てきている。

また、Blipparという、もともとARを用いた商品プロモーションがメインだった有名AR企業が、最近、次のような機能を追加してきました。

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まず顔認証で自分の顔を登録する。そこから、自分が好きな音楽をSpotifyから登録したり、Twitter連携で最新のツイートを登録したりできる。スマホで顔をかざすと、まん丸いアイコンが出てきて、ツイッターアイコンとかを押すともっと詳しく出てくる。

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写真や動画も自分に紐づけられる。ついでに自分に似ている人の写真を自動的にとってきて、70%一致 みたいな文言付きで紐づけることもできる。謎の韓国の人出てきたンゴwww 誰w

 

なかなかおもしろいサービスですが、みんながこれをスマホでやるのはあまり想像ができない。

 

上記のとおり、いくつか既存サービスをあげましたが、

なんだ、もうあるじゃん。と諦めるのは早い。

サービスには早すぎた、遅すぎたがある。技術的に出来ることとユーザーの関心・ニーズとの兼ね合いもある。

フェースブックが出た時はSNSなんて既にあったことは有名だ。

また、フォーマットを少し変えるだけで、SNSというものはまったく新しいものに生まれ変わる。ツイッターフェースブックもインスタも、基本的にはテキストと画像しか使っていないのだから。

試行錯誤しながらユーザーに最適なフォーマットを提供できたところが勝つのだろう。

 

脱線しましたが、人にARコンテンツを紐づけるアプローチはスマホARだとなかなか難しい。これはスマートグラスがマスに普及するまで末永く待つしかないのかもしれない。じゃあ次は、モノや場所にARコンテンツを紐づけるアプローチについて考えみるよ~

トランプタワーに大海賊たちが集結したよ!

 

トランプ氏、米IT企業経営者を招いた会議開催 :日本経済新聞

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先週、世界のIT企業のトップが一同に会した。こんなことは頂上戦争ぶりだろうか。

ちまたでは、「アベンジャーズか?」「平成仮面ライダー全員集合か?」「こんな日が来るとは思わなかった」「ワクワクする夢みたいなメンバー」などと騒がれた。

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世界のIT企業をワンピースに例えてみたよ!で紹介した七武海は今回呼ばれていない。

 

え、七武海じゃないの??

 

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米国大統領:ドナルド・トランプ

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頂上戦争に突如現れ、世の秩序をガラッと変えた男。

 

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それでは早速、世界会議に召集された面々を見ていこう。

 

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四皇フェースブックシェリル・サンドバーグ(COO)

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グーグル在籍時にマーク・ザッカーバーグと出会い、フェースブックのCOOに抜擢されたのが彼女だ。

 

四皇アップル:ティム・クック(CEO)

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白ひげ亡き後の白ひげ海賊団の残党をまとめあげるティム・クック。

 

四皇アマゾン:ジェフ・ベゾス(CEO)

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 彼については後ほど言及しよう。

 

四皇グーグル:ラリー・ペイジ(CEO)、エリック・シュミット(元CEO、現会長)

 

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最悪の世代のテスラモーターズおよびスペースX:イーロン・マスク(CEO)

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言わずと知れたイーロン・マスク。宇宙と電気自動車に加えて、昨日、地下トンネルもやっちゃうよと発表したばかりだ。

 

五老星マイクロソフト:サティア・ナデラ(CEO)

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五老星インテル:ブライアン・クルザニック(CEO)

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その他にも、

五老星IBMのCEO、ジニー・ロメッティ

オラクルCEO、サフラ・キャッツ

シスコCEO、チャック・ロビンス

なども呼ばれている。

 

この男も忘れちゃいけない。

エリック・トランプ(ドナルド・トランプの息子)

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そして、偉大なる四皇達がビシっとネクタイを締めている中で、トランプの真隣でノーネクタイで座っているこの男。

 

元ペイパルCEO・現ベンチャーキャピタリスト:ピーター・ティール

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ペイパルを創業し、その後、若き日のフェースブックの力を見込んで投資をし、いまの四皇にまで育て上げた。本人ではないが、映画『The Social Network』にももちろん登場している

 

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彼が書いた著書『Zero to One:Notes on Startups or How to Build the Future』ベンチャー起業家にとってはバイブルだ。

ペイパルの乗組員は後に、次々と世界に荒波をたて、世にペイパルマフィアと呼ばれるようになった。その顔ぶれは以下の通りだ。

 

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四皇グーグル傘下Youtube

五老星マイクロソフト傘下LinkedIn, 

最悪の世代Airbnb、Space X、Tesla Motors

七武海Spotify

その他にもQuoraやYelpなどなど

 

ピーター・ティールは選挙期間中にトランプを支持したことで(Why is Peter Thiel supporting Donald Trump? - Quora)、シリコンバレーでは嫌われ者になり、彼をフェースブックの取締役から追放するべきだ!という議論が炎上するくらいにまで。

そんな彼がトランプと各企業を仲介し、今回の世界会議の開催を実現させた張本人だ。

会談中トランプはこう言っている。

今回の会談に出席したいという電話が数百件あったが、ピーターに聞いたら、「いや、その会社はちっちゃすぎる」と言われた。それらは巨大な会社にも関わらず(笑)

選ばれし最強の会社しか出席できない世界会議。

そしてそこに誰を呼ぶかも、ピーター・ティールの手中にあったようだ。

めでたくはぶられたツイッターツイッターも懇願したものの、断られたそうだ。

 

IT 企業 とトランプ氏の対立

税逃れや国内で雇用を生んでいないとトランプに批判されたアップル。(アマゾンも)。

アップルは毎年支援していた共和党大会への協賛を、トランプを敬遠するために中止した。そんなアップルのティム・クック氏の会談中の険しい様子がこちらwf:id:kayaba_akihiko:20161218222342p:plain

 

そして、選挙期間中からバチバチだったアマゾンのジェフ・ベゾス VS トランプ。

 アマゾン率いるジェフ・ベゾスを全力で批判するトランプ。 

"If I become president, oh do they have problems. They're going to have such problems"

オレが大統領になったら潰してやる。ゼハハハハハハ。 と言わんばかりの黒ひげ。

アマゾンが買収し、運営しているワシントン・ポストで、トランプに不利な記事がたくさん公開されたのが気に食わなかったようだ。

 

そして売られたケンカを買うジェフ・ベゾス

ベゾスが持っているブルーオリジンという宇宙会社の動画と、「トランプを宇宙に追放してやろう」というハッシュタグ付きで、「ロケットに彼のための席確保してあるよ~(^^)」と煽るw

 

 からの、世界会議でのジェフ・ベゾスの自己紹介。

 

 "Jeff Bezos, Amazon.com. Super excited about the possibilities"

 スーパーエキサイテッドwww

 

ジェフ・ベゾスの自己紹介の順番が近付いてくるときは、画面越しで見ているこっちですら気まずいw) 

 

 そんな会談中のジェフ・ベゾス氏の様子がこちら。

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 (終わり)

 

参考:

www.youtube.com

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(各種画像は漫画『ONE PIECE』から引用しました。)

ヲタクコンテンツで世界に打って出る!VRベンチャーMyDearest

 

リゼロが終わってしまって完全虚無モード突入してるカヤバです。。。

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先日、VRベンチャーを訪問させていただいたので、紹介します。My Dearest(マイ・ディアレスト、MD)さんです。

(先日と言っても8月に遡りますが。。。怠惰すぎて遅れました、ペテルギウスさんに怒られそうだ)

 

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 目次

 

ソフトバンクを1年でやめて起業

CEOは岸上健人さんで、四国出身、慶応卒で20代です。

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 名刺を頂く瞬間にドキッとしたのは初めてですwww

「少女マンガの詳しさならどの女の子にも負けない自信がある!」と言い切る岸上さん。小学生の時からラノベやアニメ、ゲームはバリバリだったそうです。中高は部活に励み、大学でまたラノベ等に復活。ラノベ・アニメ「ソードアート・オンライン(SAO)」が大好きすぎて、VRで起業ってのは大学4年時に決めたそうです。孫さんへの敬意から、一度ソフトバンクに入社。そして2015年の第2回オキュフェス(VR開発者団体によるイベント)にて、エンジニアの方々の物凄い「静かな」熱気を感じ(エンジニアの方々は表立って騒がないらしい)、ソフトバンクをやめて今年2016年に起業。社員と何をやるか話し合ったら、みんなヲタクだし、やっぱりコンテンツを作りたい!となった。オキュフェスでもコンテンツへのニーズは確認済み。

ちなみに孫さんの後継者育成塾のソフトバンクアカデミアを内定者時代に受けて、合格し所属しているみたいです。(アカデミアは1学年の同期で1人しか受からないような超難関なはずです。)

そんなソフトバンクアカデミア時代からVRVRとおっしゃられていたみたいです。

 

IP(Intellectual Property)を取りに行く。そして、メディアミックスが鍵を握る。

実際に何をやっている会社なのか?

IP(Intellectual Property、知的財産。例えばポケモンとかワンピースのキャラとかですね)を新たに作り、それをメディアミックス形式で配信していくという感じです。

メディアミックスとは、例えばある作品のラノベが最初にあって、そこからアニメ化、漫画化、映画化、グッズ化というふうにあらゆるメディアに広がっていった状態をメディアミックスと呼ぶそうです。メディアミックスを最初に確立したのは角川らしいです。いま一番アツいアニメの一つ、Fateがメディアミックスの良い例らしいです。もともとはノベルゲームで、今は世界で大人気なんだとか。

このように原作を持ち、IPを持てると、メディアミックスによって収入が入ってくる。

なので、MyDearestもIPとなりうるキャラやストーリーをオリジナルで新しく作ろうとしているそうです。ちなみにIPのカギはキャラ、グラフィック、ストーリーの面白さ、だそうです。そこで、MyDearestは界隈なら誰でも知っている有名なプロデューサーや実力・実績のあるシナリオライターの方に協力してもらっているらしいです。そしてCEOの岸上さんは、最近は脚本家っぽい役割も担っているとのこと。

「好きな子との対面シーンで、この男の子がこんなにも落ち着いているはずがないっ!!!」と主張したり。完全にベンチャーのCEOから脚本家モードに切り替わってますねw

そして、VRはメディアミックスのうちの1つの手段にすぎない。なので、仮にVRが将来的にこなかったとしても、MyDearestは成り立つ。「基幹部分をいかにVRに依存しないか」ということを意識しているようです。なのでVR以外のコンテンツも世に出す予定だそうです。

黎明期のVR界隈は、いまはプログラマーばかり。プログラマーはゲームが好きなので今はVRはゲームが多い。MyDearestはゲームだけじゃなくて、全部好き。ゲームももちろんやるつもりだけど、ラノベとかアニメとかあらゆるものをやりたい。

仮にゲームをやるとしても、IPになりうるか?ということをまず考える。ゲーム内のキャラクターが後々たつかどうか。グッズにできるかどうか。メディアミックスにして、マネタイズできるのか。

そして今開発中なのが、VR書籍だそうです。

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(画像:公式ホームページから引用)              

ラノベとかをVRで体験する。基本は活字を読み進めていくが、ところどころVRコンテンツをポップアップさせたり。オフィスでプロトタイプを体験させていただきましたが、VR上でもふつうに活字読めました。

 

いきなり世界で勝負する!日本は戦国時代だから避ける!

アニメなどの市場は日本は群湯割拠状態なので、日本では勝負しない。世界をターゲットにする。日本のヲタクコンテンツの人気は世界でうなぎのぼり状態。中国のヲタク人口は2億人もいる。その人達は中国語の字幕付きで日本のアニメを見まくっているので、日本語もけっこう分かるらしいです。中国のニコ動のような動画サービスの「ビリビリ」は日本のアニメにもかなり食い込んできているようです。

ちなみに、ヨーロッパではフランスがアニメ大国らしいです。そしてVR学会が存在したのも、日本とフランスだけ。

MyDearestはカルチャー系スタートアップを目指す

MyDearestは自分たちのことをカルチャー系スタートアップと呼んでいるそうです。テクノロジーがどれだけ進んでも変わらない会社とのこと。テクノロジーはあって当然。それにカルチャー的付加価値(日本の文化であるヲタクコンテンツ)を加えていく。上記にあるように、VRはそれらのカルチャーを売るうえでの一つの柱だそうです。

フルーツバスケットで人生が変わる。エンタメには人の人生を変える力がある。

「エンタメ(ゲーム、漫画、アニメなど)は別に何か人の課題を解決したりしないじゃないか」

人の課題を解決してるわけじゃないからお金は出さない、という投資家の方もいたりするらしいです。

ですが、岸上さんは力強くおっしゃいました。

「エンタメコンテンツは、人を変える力があると信じている。」

どうやら岸上さん自身、エンタメに救われた過去があるみたいです。

小学校4年生の時です。それまではいじめられたこともあり、勉強やスポーツも得意ではなかった。そんな内気な性格だった頃に、少女漫画のフルーツバスケットという作品に出会った。

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姉と母がフルーツバスケットを読んでいて、たまたま読み始めた。優しさで包み込む作品に感銘をうける。こんな優しさが存在するのか、、、。

そこからポジティブに前向きに変わり、人生がガラッと変わったらしいです。たしかに岸上さんはめちゃくちゃ外交的でエネルギーに満ちていて、とても面白い方という印象を受けたので、内向的な一面は全く垣間見えませんでした。そんなこともあって、

人の人生を変えるコンテンツを作りたい。人に勇気を与えるものをつくりたい。

と思ったそうです。

(僕も、最近リゼロに救われたので、少なからず賛同します。それ以前にも音楽に何度も救われましたw)

VR/AR全般のお話

非常に独特で面白い会社ですね!それ以外にも色々と聞いてきましたので、少し箇条書きで紹介したいと思います。

・今のVR界隈は、プログラマーと3DCGクリエイターの交わりがあんまりない。その両者をそろえているのはゲーム会社くらい。だけどVR系ゲーム会社はプログラマーだらけだから、3DCGのことはそこまでつっこまない。MyDearestは3DCGクリエイターの役割もめちゃくちゃ重視している。

・VR系企業は3DCGクリエイターを探す方がエンジニアを探すより1000倍大変。3DCGクリエイターは需要のわりに供給が足りていない。

スマホVRの可能性。高性能PCを必要とするオキュラスやHTC Viveにいまのところ、面白いゲームはあまりない。googleスマホがdaydream対応になっていくので、そっちの方が伸びそう。

 ・「VRはヲタクの技術、ARはリア充の技術!」VR界隈ではこうゆう格言があるみたいですw  gumiのCEOの國光さんも同じようなこと言っていました:

日本には「攻殻機動隊」や「ソードアート・オンライン」など、VRに親和性の高いコンテンツがすごく多い。向こうのリア充でVRをやってるヤツらと違って、俺らは何年間バーチャルで過ごしてきたと思ってるんだと

 ・VRにしても、アメリカにないものをやらないと価値は残らない。ヲタクコンテンツがその代表。アジアのVRの勝機があるとすればそこ。アメリカのVRは現実寄り。現実を再現しても意味がない。

(Virtual RealityのVirtualは「実質的に」という意味がある。実質的に現実に近いという意味のVRを、日本人は仮想的な現実と誤訳してしまった。なので日本は仮想的コンテンツ路線が多い。たしかに、戦艦大和や宇宙戦艦大和、宗教の世界観(死後の冥界とか聖書に出てくる世界とか)、「君の名は」のような、いま現実には存在しない物や世界を再現してこそ、価値があるかもですね。あるいは、火星や火山のように、現実には存在しても、様々な制約でなかなか体験できない物とか)

VRはテレビやデスクトップPCと同じ。ARはスマホ、モバイルに相当する。VRは止まって体験するもの。余暇の時間に、浸れ込む体験。それに対してARは移動を伴う。

・VRはARより市場規模小さいっていろんな人は言うけど、大事なのはどっちが得意で、どっちがやりたいか。

・ARは下手にいくと死ぬ。ホロレンズとかまだ先。様子見の段階。ポケモンGOポケモンだから流行った。

( なんでまだARは様子見の人が多いのかは、次の記事を参照してみてください。一言で言うと、今のスマホARはレベルが低いからだと思います。Snapchat(Snap)が目指す未来 【ARとコンピュータービジョン】 - kayaba_akihiko’s VR ARブログ

とはいっても、インドネシアにはARバリバリの企業も既にあったりします。東南アジア最大のAR(拡張現実)ベンチャーの創業者に会ってきました! - kayaba_akihiko’s VR ARブログ )

 ・現状はHTCVive強いけど、オキュラスタッチが出たらオキュラスも強くなる。HTCViveのコントローラーとはレベルが違う。

SF小説を読んで育ったのがマーク・ザッカーバーグパルマー・ラッキー、イーロン・マスク日本のVR勢はみんなSAOとかのアニメ、ラノベ、ゲームで育ってる。日本のVR学会ではみんな漫画の話をする。攻殻機動隊ではこうだから、こうしよう。という発想。

・アップルとVRはあまり相性よくないかも。アップルはオシャレだけど、VRはヲタク寄りである意味で洗煉されていないことも大きな魅力の一つ。

・社長は自分でやろうとする気持ち、姿勢が大事。スタートアップは優秀なエンジニアの確保が難しいとはよく言いますが、クラウド会計ソフトを作っているfreeeの佐々木大輔社長は独学でプログラミングを学び、プロダクトを作っていたそうです。そしてスタバでたまたまコードを書いていた学生に声をかけたらしいです。そのスーパープログラマーの学生は社長が自ら作ったプロダクトを見て、コーディングが滅茶苦茶だと思ったものの、自分で形にしようと頑張っているところに惹かれ、アルバイトとしてジョインすることにしたとか。コードが滅茶苦茶だとしても、「書ける」ことが重要みたいです。

 

こちらのインタビューにもいろいろ掲載されていますのでぜひ参照してみてください。

www.sbbit.jp

公式ホームページ : MyDearest inc.

 

MyDearestさんによる、日本を代表する世界的IPの完成が楽しみです\(◎o◎)/!

 

(終わり)

 

続編かいたよ!世界のIT企業をワンピースに例えてみたよ

 前編:

メルカリでは弱すぎだろと思いつつ、やっぱりここは孫正義じゃなかろうか。

日本発でここに入るとするとソフトバンクくらいでしょうか? 

麦わらの一味はどうだろ、SoftBankとかがいいな

 

・・・・・

 

あの男はこう言った。

 

お金もいらん、地位も名誉もいらん、命すらもいらんっ!!

 

そう、孫正義だ。

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若かりし日の孫正義は、科学誌でたまたまマイクロコンピューターのチップの拡大写真を見た瞬間、全身の両手両足指先がジーンとしびれてたまらず、ボロボロボローっと涙が溢れ出てきた。

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それから25年後。ちょうど人類が21世紀に突入した頃だ。

そのとき、日本のインターネット接続は先進国の中で世界1遅く、世界1高かった。

世界一重いインターネット回線。

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ルフィー「俺はあいつ(NTT)をぶっ飛ばす!この国を変える!」

「船長!そんなことしたら、赤字になってうちは持ちません、船が沈みます!!しかも、楽天とかのライバルも恩恵を被ってしまう!」

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日本で最大の企業、NTTに勝負を仕掛け、日本のインターネットを、「世界一安く、速くした」のが孫正義だ。

そんな彼に憧れて船出を志す日本の若き海賊も少なくない

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 そして彼はいま、再び「革命」を起こそうとしている。

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ソフトバンクの海賊旗(企業ロゴ)は江戸時代末期の革命を先導した坂本龍馬海援隊の旗だ。

 

ソフトバンク、英アーム買収に3.3兆円 IoT収益源に :日本経済新聞

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ソフトバンクトラファルガー・ロー(ARM)と海賊同盟を結び、来たるIoT(Internet of Things)時代に備える。

 

四皇への戦いを挑む孫正義

 

そして海賊王、その果てにある夢は、

 

「インターネット革命で人々を幸せにする。」

 

・・・・・・

 

こういう展開もありえたはずだ。

なのに、なぜソフトバンクが麦わらの一味じゃないのか?

 

ここで、少し孫正義の話をしよう。

 

孫正義は、四皇の白ひげ(故スティーブ・ジョブス)やフェースブックマーク・ザッカーバーグ、グーグルのラリー・ペイジなどの大海賊と友達で、お互いのビブルカード(連絡先)を持っている。

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孫正義は四皇と上場前から親交があったため、インターネットを「世界一安く、速くする」ことにお金を使っていなければ、投資したかったくらいなのだ。

その後、日本で一番最初にiPhoneを導入したのも、ソフトバンクだ。孫正義が白ひげと親交があったことを考えれば、繋がるだろう。

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そして、若き日の黄猿(ジャック・マー)を見出し、いまの中国アリババを海軍大将にまで育て上げたのも孫正義だ。

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さらには、最悪の世代を代表するウーバー(Uber)の船長、トラビス・カラニックの懸賞金がまだ低かった時代に彼と早々に会い、「なかなか面白いな、投資しようかな」と思った(ものの投資をしなかった)のも孫正義だ。

 

そろそろお気づきだろうか?

 

ソフトバンクは、麦わらの一味にしては強すぎるのだ!!

 

孫正義は四皇と同世代だ。

 

では孫正義は誰だ??

  

ソフトバンク:海軍中将 "英雄" ガープ

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ルフィーのおじいちゃん。まだまだ元気満々のガープです。

 

ついでに、ソフトバンクは世界各国のIT企業に投資をしたり買収をしたりしてきた、大風呂敷路線だ。

対して麦わらの一味は基本的には少数精鋭だ。  

そして、ソフトバンクという大きな船が出港したのは1980年代後半にさかのぼる。

それに対して、最悪の世代というのは、ここ数年でいっきに懸賞金が跳ね上がった海賊達だ。まさに、「スタートアップ的」伸び方だ。

そのような企業で、かつ海外に打って出ているところで次に思い浮かぶのは、かのLINEだろう。

 

LINE:火拳のエース

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ルフィーより一足先に冒険を開始したのが、兄のエースだ。

LINEはメルカリよりも先に、日本から世界へ!と期待され、その実力を遺憾なく発揮し、日米同時上場をはたした。ルフィーの兄的ポジションであろう。

 

そんなLINEは2年前、上場で軍資金(2兆円越えの推定)を集めることで、欧米に殴りこみをかけ、四皇のフェースブック傘下のワッツアップやフェースブックメッセンジャーに勝負を挑む手はずだった。それが、色々な事情で上場が遅れてしまった。

今年上場をはたした時には、時価総額は2年前の推定の半分の1兆円だ。そして2年の間に欧米におけるライバルは追いつけないほどになってしまった。当時は世界にいっきに打って出ることをたくらんでいたLINEは、今は日本、台湾、タイ、インドネシアの4つの地域でナンバーワンをとることに方針転換した。

それゆえ、ちまたではこう言われた。

「LINEは海賊王になる夢を諦めたのか」。

いや、決してそうではない。

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 LINEはイーストブルー(アジア)に特化し、そこから一点突破するつもりだ。

これから革命の中心が、グランドライン(シリコンバレー)からイーストブルー(アジア)に変わっていくことを考えれば、【アジアを制すものは、世界を制す】。

インドネシアなんかは世界で人口4位、平均年齢27歳の期待の国だ。

そしてLINEは次の大きな波がきた段階で、もう一度海賊王になるために打って出るつもりだ。

「世界各国の通信環境が向上したタイミングで、次の波(スマートポータル)が来る。そのタイミングで、スマートポータルを世界的に拡大していく。」(LINE経営陣)

ちなみに、LINEが中国を攻めないのは、そこには海軍大将が立ちはだかるからだ。

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赤犬(テンセント)

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 赤犬こと中国テンセントが運営するメッセージングアプリ、Wechatの月間アクティブユーザー数は6億5000万人だ。LINEの月間アクティブユーザー数は1億5200万人。中国には人口の利が、そして外資規制があるから仕方がない。

とはいっても、Wechatはあくまで中国国内だけで、グローバル展開は一切できていない。そうゆう意味では火拳のエースLINEの方が強いかもしれない。

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番外編

(もし仮に、LINEが麦わらの一味だった場合を想定すると、兄エースは当然、IT寵児と言われたホリエモンが率いたライブドアだ。そのエースは監獄インペルダウンに連行されてしまった。そんな兄の思いを引き継いだのがルフィーだ。(ライブドアは今LINEの一部になっている)

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ホリエモンはインペルダウンの中でメルマガをはじめ、1億ベリー(円)を稼いだ驚異的な男だ。

そして、ホリエモンの挑戦もまだまだ、終わらない。彼は宇宙という新たなフロンティアを開拓中だ。

ちなみにこの場合、革命軍のドラゴンが誰なのかは、ワンピ好きの皆さんには想像するに難くないでしょう。)

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ならば、なんで麦わら候補として、LINEの次がメルカリなのか?

メルカリ‥‥

でも、メルカリが麦わらなのは納得いかねぇ。。 

皆さん、ルフィーがクロコダイルを倒したことを知らないのでしょう・・・

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無理もない、この事実は世界政府によって隠蔽されたのだから。

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ルフィーの懸賞金は1億ベリーに跳ね上がった。

メルカリの一味も同様に今年、10億ドルを越える評価額に跳ね上がった。

 

なぜ日本からメガベンチャーが出てこないのかと言われて久しい今日この頃。

そんな中でメルカリはいきなり出てきた期待の新星海賊団なのだ。

 

巨額の資金調達に成功し、日本で初めての「ユニコーン」(評価額10億ドル)に化けた。

日本初ユニコーン「メルカリ」が追加資金調達検討、米でも普及進む - Bloomberg

日本のユニコーン「メルカリ」の快進撃はいつまで続くのか

イーストブルーからの一点突破を狙う LINEに対して、真正面から欧米の世界と戦うつもりなのが、メルカリの一味だ。

海賊王への第一歩として、メルカリの一味の船長が東証1部の黄金の鐘を鳴らす日も近いに違いない。

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麦わらの一味がメルカリというところがワロタ

 うーん、浅い。メルカリがグーグルやアマゾンに立ち向かうだと?笑

 

「お前が海賊王だと?笑わせるな。海賊王になるということは、あの四皇を倒すということだぞ。」

 麦わらのルフィーはそう言われ続けてきた。

 

・・・

 

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(終わり) 

世界のIT企業をワンピースに例えてみたよ!

時は20世紀の終わり。ビル・ゲイツが巨額の富をこの世に隠してから幕が開けた大ネットベンチャー時代。

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あれからわずか20年。

 

今や星の数程いるIT・ネットベンチャーの中で・・・、

 

後半の海にまるで ”皇帝” の様に君臨する彼らを、世に「四皇」と呼ぶ。

 

四皇:グーグル、フェースブック、アマゾン、アップル

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彼らは「世界政府」にも対抗しうる勢力にまで拡大し、その影響力はとどまるところをしらない。

そして四皇は新興勢力をどんどん傘下に入れて最強連合艦隊を築いていくので厄介だ。

 

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インスタグラム、ワッツアップ、オキュラスVR。名だたる企業がフェースブックの傘下に入った。(スナップチャットは傘下入りを免れる)

グーグルも同様だ。傘下にYoutube、DeepMind(人工知能)をゆうする。どうやらツイッターもこれから買収されてしまうようだ。

 

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悪魔の実を食べたジェフ・ベゾス率いるアマゾンは、本から「The Everything Store」へ、そしてクラウド事業も独占し、ドローン、そしてAmazon Echoのようなスマートデバイスにも打って出てきた。

アップルはどうか?

白ひげ(スティーブ・ジョブス)亡き後はいまいちぱっとしない。スマホの頭打ち感も否めない。そして、新世界を渡っていける武装色の覇気を身に着けた人工知能の研究者(データサイエンティスト)たちは、クローズドで秘密主義なアップルだと、自分の研究成果を世界に発信できなくなってしまうため、アップルを避けがちだ。白ひげ海賊団は人工知能にもついていけなくなる。

これから白ひげ海賊団ことアップルは新世界から没落していくかもしれない。

誰がダークホースとなり、黒ひげの役割を担うのか・・・

 

世界政府:米国、中国、EU、国連

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世界政府は絶対的正義の名のもとに、お前らそれ独占じゃね?独占じゃね?と四皇たちにちょくちょくプレッシャーをかけてくる。海賊たちの力が強大になりすぎて、「国家」も焦っているのだ。

 

海軍大将:テンセント、アリババ、サムスン

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中国当局外資規制により育ってきたテンセントとアリババ。今では14億人の中国市場をほぼ独占だ。そして四皇アップルと競り合う韓国のサムスン(青キジ)。

 

五老星:MicrosoftIBMIntel、HP、DELL

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古くよりIT業界に君臨してきた五老星だ。彼らは長い歴史をその目で目撃してきた。この中でもマイクロソフトは、LinkedInを傘下におさめ、近年人工知能やホロレンズなどのAR(拡張現実)・MR(複合現実)領域でも存在感を示してきているため、彼らが返り咲きする日は近いに違いない。

 

七武海:Yahoo、TwitterDropboxNetflixSpotifySalesforce、Baidu

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ベライゾンに買収されてしまったボロボロのヤフーは、もちろん彼ですね。

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最悪の世代:UberAirbnbSpaceX、Tesla Motors、Snap(旧Snapchat)、Slack、Pinterest、Lyft、Flipkart、WeWork、Snapdeal

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最悪の世代です。短期間のうちに懸賞金がどんどん跳ね上がり、いつの間にか億超えルーキーに。(評価額10億ドル超えのユニコーン企業がちらほら)

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彼ら最悪の世代は、まわりに見下されていたら、あっという間に無視できない勢力に・・・!!

 

そして、みんな大好き麦わらの一味は一体どの企業なのか!?!?

 

 麦わらはもちろん僕です(^^) 

 

と言いたいところですが、アメリカに打って出ている次のユニコーン企業でしょう!

 

麦わらの一味:メルカリ

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やっぱり麦わらの一味は我らが日本発のベンチャーであってほしいですね!

 

一体誰がこの海の王者になるのでしょうか??

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そして時代のうねりは、さらに加速する・・・

シンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事とされ、テクノロジーが急速に変化し、それにより甚大な影響がもたらされ、人間の生活が後戻りできないほどに変容してしまうとする未来予測のこと。

 

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そこで、最後はNewspicksの言葉で締めくくろう。

10年後、

マーク・ザッカーバーグ、41歳。

ジャック・ドーシー 49歳。

ラリー・ペイジ、53歳。

ジェフ・ベゾス、62歳。

エヴァン・スピーゲル、35歳。

この10年で、また新たなスター起業家が誕生し、彼らを苦しめているに違いない

(終わり)

kayabaakihiko.hatenablog.com

Snapchat(Snap)が目指す未来 【ARとコンピュータービジョン】

僕もミランダカーと結婚したいです。カヤバですw

今日のSnapchatに関する記事はだいぶ前から下書きに保管してちょっとずつ書いていましたが、「SnapchatがSnap Incに社名を変更、カメラ企業へというのが今日ニュースになってしまったので、これを機に急きょ公開しますw

www.itmedia.co.jp

スナチャが何を目指し、どうゆう展望を描いているのか考えてみます。(もうスナチャという名前を使うのもやめたほうがいいのかw)

目次

Snap Incはカメラ企業??

スナップチャットをただのメッセージングサービスだと思ってる方は油断しているかもしれません!!いつの間にか彼らはAR(拡張現実)/コンピュータービジョンの会社に脱皮していました。実際今日チャットという言葉を会社名から消しちゃいましたw そして上記リンクにもあるように、「Snap Inc is a camera company」と公言しています。

Snapchatのセルフィー顔画像/動画の加工路線

送った画像が消えるという機能からはじまり、それでバズったスナップチャットですが、最近はセルフィーによる顔の加工路線が目立ちますね。ちなみにこれはれっきとしたAR(拡張現実)です。

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 スナチャの歴史についてはこちらのスライド参照してみてください。非常に面白いです。

techcrunch.com

コンピュータービジョンのベンチャー企業を買収

そんなスナチャは今年の6月にコンピュータービジョンのベンチャー企業、Seeneを買収しています。ここはどうゆう会社かというと、顔の3D認証に挑戦している会社です。

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なんでこんな会社を買ったのか??

それを理解するにはまずコンピュータービジョンという言葉の理解が必要だと思います。

コンピュータービジョンとAR(拡張現実)

コンピュータービジョンとはすなわち、コンピューターの「目」、「視界」のことを指します。例えばスマホのカメラとか、ペッパーの目とかの視界ですね。コンピュータービジョンはコンピューターの視界を我々人間の視界に近づけるような研究をしています。実はスマホのカメラ越しに映る世界と、僕達人間の目で見ている世界は全然違うのは知ってますか??

僕達は、ちゃんと3D空間を認識できます。奥行きを把握できます。空間を立体的に捉えることができます。現在のスマホでは、初歩的なレベルでしかそれができません

そうなるとどうなるか??AR(拡張現実)で支障が出てくるんです。ARコンテンツが、本来あるべきところに対して、ずれて表示される。リアル世界に自然に沿う形でARコンテンツが浮かび上がらない。当然ですよね。スマホだと空間を認識できていないので、その上に何かを正確に重ね合わせるとかきついです。

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こうゆう不自然なことが起きてしまいますw このように、コンピュータービジョンとAR(拡張現実)は切っても切り離せない関係にあります

ポケモンGOのAR(拡張現実)については次記事を参照してみてください。)

kayabaakihiko.hatenablog.com

Google Tango、Microsoft Hololense、Magic Leapの動き

そこで数年前に立ち上がったのがGoogleのTangoというプロジェクトです。スマホで3D空間を認識できるようにしようというプロジェクトです。

www.youtube.com

今年の11月にLenovoからそのスマホが発売されます。

そして先日発売されたiPhone7にはカメラが2つついていますよね?Dual Cameraってやつです。

vrscout.com

人間と同じように「目」が2つになることで、空間をより立体的に把握することができるようになるはずです。(試しにいま片目をつぶって前を見てみてから、途中で両目を開けてみてください。モノとモノの距離がいまいちつかめないフラットな世界が、奥行きがある3D世界に変化します。)

このように、スマホが3D空間を認識できるようになる流れは間違いなくきます。スナチャも当然それを分かっています。そして、メガネ型デバイスの場合はマイクロソフトのホロレンズとマジックリープが主導しています(今日のニュースのスナップのメガネデバイス、スペクタクルズも一応追加w)。マジックリープによる次のデモ動画をご覧ください。どれだけ現実世界に対して、自然にARコンテンツを浮かび上がらせているか、すごすぎますw ここまでは今のスマホではできないことです。

www.youtube.com

スナップチャットの展望

もう一度コンピュータービジョン企業Seeneの買収に話を戻しましょう。

今のスナチャのARは、スタンプレベですね。

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本当にヘルメットをかぶっているようには見えませんよね。スタンプの絵を追加して遊んでる感じです。ですが、レベルの高いコンピュータービジョンによって、スマホで顔の3D認証ができるようになれば、もっともっとリアルなARコンテンツ付加が可能になるはずです。本当にダースベーダーやアイアンマンのヘルメットをかぶっているような画像・動画を撮ることができるようになります。

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さらにはもしかしたら、スカイプの3D版みたいな機能も実装してくるかもしれないですね。(そして多分ないとは思いますが、VRに進出することで、「会う空間、場」をつくることができれば、そう遠くない未来には本当に対面で話しているかのように機能も実装できちゃいそうですね。スマホ越しだと本当に目の前にいる感覚にはなりません。)

スナチャのARはおそらく顔加工だけにとどまりません。コンピュータービジョンの会社を買ったということは、現実空間に超リアルなARコンテンツを浮かび上がらせることができるはずです。スパイダーマンバットマンスマホ越しに、リアル空間に召喚できる。そしてそのようなマーベルコミックスのキャラクターと一緒に写真をとったり、インタラクトできるようになる。その動画を友達にシェアできるようになる。そして、今のスナチャのARコンテンツはエンタメメインですが、便利系も出てくるかもしれません。(個人的にはコミュニケーションという軸は変わらないと思います。コミュニケーションをARコンテンツによってもっとリッチにしていく方向性かな?)

グーグルTangoの機能を備えたスマホマイクロソフトのホロレンズ、マジックリープの網膜照射型メガネデバイス等が主流になった時代には、スナップチャットは戦いの中心にいることでしょう\(^o^)/

いやー、エバン・シュピーゲルさんSUGEEEEE

 

(P.S)

コンピュータービジョンについてもっと詳しく知りたい人は、次の連載を読んでみてください!連載ではARの細かい技術的な話もバンバン出てくるので勉強になります!

news.mynavi.jp

(終わり)

 次回は他のメッセージングアプリが淘汰されかねない未来について書きます!

 

-------2017年2月26日 追記 ----------

最近以下の記事が流行ってるようです。

僕はテクノロジー目線でスナップについて書いてしまいましたが、

これはユーザー目線、人間中心の目線で的確に真実を語っていて良記事だと思いました。こっちのほうがいいですw ご参照くださいませ。

www.fuze.dj