(仰々しいタイトルにしてしまってすみません・・・笑)
ところで、パソコンって使いづらくないですか??基本的にはウィンドウ1個しか開けず、いちいちウィンドウを切り替えないといけませんよね?Chromeでなにか検索して、次にエクセルに移って、またChromeにいって、、、みたいな。
画面の左右で分けて2つウィンドウ表示させるのもありですが、ちっちゃいですよね・・・(デスクトップ用のMacとかだったらけっこう大きくて何個かウィンドウ表示させられますが。)
スマホに至っては、もっと小さくて不便ですよね。。。わずか5cm×10cmのちっぽけな画面を1日何時間も覗きこんでるんです。
では、次なるコンピューティングプラットフォームのVR/ARだとどうなるのか??
使えるスペース無限大ですよね。
同時に何個もウィンドウ開けます
まさにアイアンマン的世界ですね。(アイアンマンはAR(拡張現実)よりですが。)
10年後は当たり前にこんな感じの世界になってるでしょう。今のマイクロソフトのホロレンズでは既にそんな感じのことできます。
でも現時点で、VR上でもこれができたらよくないですか!?!?
VRのOSが出来上がったら、おそらくホーム画面は、VR空間上にテニスボールサイズのアプリがたくさん浮いているのでしょう。(Webブラウザ経由のPCよりも、アプリ経由のスマホに近い形になるのではないかと思います。)
おそらく、頻繁に使うfacebook、twitter、instagram、エクセル、パワポ、メモ帳、gmail、youtubeなどのアプリは、テニスボールくらいのサイズで、球体で宙を浮いてると思います。それを掴むと、アプリ起動といった形式ではないでしょうか。それ以外のものは、Chromeの球体からアクセスしていく感じでしょうか。スマホとおんなじです。(テニスボール型ではなく、ふつうにタッチパネル形式で、2Dのアイコンがたくさん板にのっかっていて、その板が垂直に前方にあるっていうほうが普通かもしれませんねw)
前方にパワポ開いて、右にgoogle検索でリサーチ用のウィンドウ開いて、左にLINE開いて、って感じでしょうか。360度空間でマルチタスクが可能になりますね(仕事で使うなら椅子に座っていて、いちいち後ろ向くのも面倒くさいので前方180度に限定されるかもしれません)。ハンドモーション(おそらくLeapMotionのインプットデバイスを使用することになる)でウィンドウを拡大縮小したり、左右上下に動かしたり、ウィンドウを入れ替えたりもでき、VR空間上に表示されたキーボードにタイピングして入力していく、あるいは音声入力。ファイルを削除するときは、3Dのファイルをつかんで、どっかの方向に向かって投げる動作をして削除することになるかもしれません。1人で使うだけでなく、複数人使用の共同アカウントをつくれば、2人以上でVR空間を使うこともできます。(これについては後日メリットを書きます。リンク参照:◯◯◯)
こんなOSが作れたら、半端なくないですか??絶対売れるじゃん!!
(OSは数百から数千万行のコードを書かないといけないらしいので、リソースの壁が立ち塞がりますが)
とりあえず、やってるとこないのか?ということで以前リサーチしてみました。
LeapMotionの人が、いろいろおもしろいことやってました。
これの12分15秒あたりからですね。(この動画は最初から全部超面白いです)
ですがこれはイメージ図で、製品化はされていません。
製品化されているものも!!
Virtual Desktop(Steam:Virtual Desktop)
オキュラスとHTC Viveに対応しています。
おぉすげえ!って思うかもしれません。でも、惑わされちゃいけません。これ、ただPC上のデスクトップを、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)越しで映してるだけです。オフィスでまわりに人がいて集中できないとか、机や部屋が汚くて集中できないって人にはニーズがあるかもしれませんが(そのためだけにVR酔いも覚悟の上、重いHMDを頭に装着するとは思えませんが)、VRによって、PCという制約された画面から解放されたい!!っていうニーズには1ミリも応えていませんよね??
いや、でもVirtual Desktopの紹介動画でこんなシーンが出て来たぞ!!
いいえ、惑わされちゃいけません。
「If you have a multi-monitor setup」って言ってます。ようは、現実世界で机に2台PCという設置してマルチモニター設定にしてる人は、VR上でも上記の画像のようなことができるってことです。360度の空間に、googleの検索ページやエクセルやyoutubeの画面をずらーっと10個くらいVR空間に並べようと思ったら、現実世界で机に10個PC設置しないといけないってことです。一ミリもパソコンスクリーンの制約から解放されていません。唯一の利点は、拡大縮小ができるため、1個のウィンドウを、通常のPCスクリーンよりもデカく表示して見れるといったことくらいでしょうか?プロジェクターみたいな感じですね。
こんなシーンもでてきます。
これも惑わされちゃだめです。
ウィンドウやらアイコンやらを個別にVR空間で配置し直しているわけではありません。これは「Transparentモード」を有効にしているだけで、デスクトップの背景を透明にすることで、スクリーンの枠が見えてないだけです。ようは1枚目の写真と全く同じ状態です。
とりあえずVirutal Desktopはあかんって分かりました。じゃあウィンドウを360度にずらっと配置して並べるには何をしないといけないのか?
→OS(オペレーティング・システム)を1から作り変えないといけないのです。
(続く!)